バーのマスターに聞いた話です。
最近はインターネットの発達やビジネスのグローバル化で、ネット回線さえあれば場所や時間に囚われず、どこでも仕事ができる、出社の必要もなく、会社に所属すら必要がないという仕事も増えています。
私も似たようなものです。
その気になれば世界中好きな場所でもなんとか稼いでいける
むしろ、会って打ち合わせができないとわりきった方が仕事がはかどる
なんて事もあります。
面会や電話というのは確実に動きを止めてしまうもので、このような仕事においては非効率なのです。
そんな仕事のひとつで、トラベルライターなる仕事があり、世界中旅をしながら、あるいは海外生活を送りながらその国ならではの旅行記や生活記を書き、提供すれば報酬をもらえるものです。
旅行者や海外居住者はそれだけでステータス、ネタになるので、面白い仕事だとおもいます。しかしこのような仕事で、交通費や最低限の経費をもらい、タイに来てみると、今度は見知らぬ人から、この荷物を持ってオランダ(スイスだったっけ?)に飛んで欲しいと20万円の報酬と航空チケットを渡されたそうです。
どうも、旅行記事などないがしろっぽい。
でも、ギャラは出てるし断り切れないとの事で言われた通りに行動し・・・
その前に一応荷物を確認してみると、ガチガチに凍った衣料品です。これは怪しいと大使館に駆け込んでみると衣料品には麻薬が仕込まれていたという。
衣類に含ませ、冷凍する・・・これだと空港の検査もパスしてしまう可能性がある新しい手口だそうです。
なんとか、犯罪に加担する前に助かった事例ですが、危うく犯罪者になるところでした。日本では認識が甘いですが、麻薬の運び屋で終身刑、死刑という国はザラにあります。中国や東南アジアであれば二度と日本の地を踏むことはできないでしょう。
どんな誤解、理由があるにせよ、聞き入れてもらえません。
様々な仕事が世の中には溢れています。
益々多様化、複雑化してきました。
求人採用ドットコムでは以下の免責事項と利用規約を満たした求人は掲載していますが
どんな仕事であるか、詳細な内容や会社の実態まで確認できませんので、その仕事に興味を持ち、応募するのであれば、事前に内容や条件などをしっかりと把握、確認、間違いのないように心がけましょう。
そもそも、ネットを使ったアルバイトでは大儲けは期待できません。
儲けたいのであれば、自分で開発し展開したものでないと可能性は開かれません。
つまりトラベルライターというアルバイトをするよりも、自分で旅行記なり生活記を書いてヒットさせた方がいいのです。